こんにちは。【心を整える専門ノート】へようこそ。
今日は最近息子が経験した、婚活と転職活動を同時に行い、心が折れそうになった事をお話しします。
最近の息子は、仕事は普通にこなして愚痴を言う事もなく、ストレスがないように感じられますが、2ヵ月前から転職活動と婚活を同時に始めて、応募しても面接までなかなかたどり着かなくて、ようやく1社から面接の連絡が来たことが奇跡的だと感じたようで、張り切って臨んできました。70点くらいだと少し手ごたえを感じたようでしたが、翌週、不合格の連絡が届きました。泣きそうな顔と元気のない小声で「あれ、だめだった」と私に報告がありました。さらに婚活では、お相手の女性からアプローチがあり、お茶を飲む機会と、夕食を共にする機会がありましたが、お相手から断りの連絡があったと相談所から連絡があり、すっかり自信を無くしてしまったようです。今日はこの下がったメンタルを回復させる記事を書きたいと思います。
今、婚活をやめたくなっている息子へ
将来のために婚活をしなければ。という義務感から入会した息子は、好みの女性にアプローチしてみたけれど断られました。こんなものかと思ったのでしょう。そして今度は家から遠い大阪の女性からアプローチがあり、Zoomで面談した時に、息子はジャケットを着てドレスコードを守りましたが、女性の方は普段着姿だったので、お断りしました。
そして別の女性からアプローチされ、2回お会いしましたが、断られたことを、自分に魅力が無かったのかと思っているのでしょうか。それは違います。赤の他人に会って、話が弾むわけはないのですから。なぜアプローチをされたのか、プロフ写真が良かったのか、年収が良かったのか、そんな外側だけで見られて、どんな話ができるのでしょうか。冷たい判断をされるのも早すぎる、人間の中身を見ないで一生添い遂げる人を見分けられるのでしょうか。決して安くはないお金を払っているのに、そんなことなら、結婚相談所なんて辞めてしまいなさいと思います。そんなばかばかしいことで落ち込んで「サイトも見たくない」とか「何もかも諦めたい」なんて思うのは、あなたが弱いからではなく、今の婚活システムがこのように異常に心を消耗させる仕組みだからです。
画面の向こうの赤の他人に断られたからといって、息子の人間性や、これまでの人生の価値は1ミリも下がっていません。
なぜ今の婚活は「心が折れる」のか?
私が結婚した頃は、携帯電話もなく、余計な情報は入らなかった昔の出会い方です。携帯電話のおかげで便利すぎる現代とは決定的な違いがあります。それは、見なければよかった、聞かなければよかったなど、携帯電話の普及により、悪い情報もキャッチできるようになったことです。また、プロフィールという『データ』だけで人を比べる時代になりました。最初から『結婚相手としてアリかナシか』の減点方式で品定めされるため、「物件」とも言われる事実。それでは誰でも傷つくのは当たり前だと思います。そんなことで落ち込んでいる息子を客観的に見ていると、かわいそうでなりません。「自分はダメなんだ」という間違った思い込みをさせないで下さい。外見ではわからない、思いやりのある心や優しい気持ちを持っていることを、そのデータだけで判断するということは無理なのです。
心を守るための「3つのメンタル防衛策」
① 婚活アプリ(サイト)のアプリをスマホのトップ画面から消す(または消去する)
- 解説: 通知が来るたびに心臓がバクバクする状態は脳が警戒モードになっています。まずは完全にシャットアウト(休戦)して、脳を休ませることが最優先です。
② 「就職活動(転職)」と「婚活」を同時にやらない
- 解説: どちらも「他人に選ばれる(評価される)ゲーム」です。両方同時にやると心が持ちません。今は「就活だけ」「婚活だけ」と、どちらか一方に集中し、エネルギーの分散を防ぎます。
③ 出会いのゴールを「結婚」から「ただの異文化交流」に下げる
- 解説: 「結婚相手を探そう」とするから、話が噛み合わない時に絶望します。「世の中には色んな考えの人がいるな」「今日は面接の練習」くらいにハードルを下げ、相手に期待しない練習をします。
人生の先輩からあなたへ:人生の選択肢は一つじゃない
61歳という人生の節目を生きる私は、本当にいろいろありました。事情があり、結婚を手掛かりに実家を脱出する想いで結婚しましたから、やっと自由になれたと感じました。それから必死に働き、家を建て、二人の子育てをして、こうして仕事をしなくて済むようになるまで、あっという間に36年目の結婚記念日を今月迎えます。もともと優しい心を持っている夫は、外見からは厳しさを感じる、とっつきにくい人です。それでもお付き合いをしているときに家族の話になり、とても子供が好きで、家族を大切に考えている人だと思いました。こんなに優しい心を持っているのに、なぜかとっつきにくい、なかなか心を開かない。このまま勘違いをして断ってしまったら、今の私は存在していません。出会った時は厳しいことを言われて「あり得ない」と思ったのですが、結婚できたのはご縁があったのでしょうか。
私も53歳のとき、理不尽な評価で心と体が動かなくなりました
実は、この記事を書いている私自身も、53歳のときに心が完全にポキッと折れ、体が動かなくなった経験があります。当時、私は生命保険会社で必死に働き、高額な評価成績を積み上げてきました。その会社の給料体系は、上げた成績の報酬が翌月に30%、その後は毎月10%ずつ分割で長く支払われる仕組みだったのです。
つまり、頑張って成果を上げれば上げるほど、将来もらえるはずの給料が会社に貯まっていくシステムでした。それなのに、ある日突然、会社はその給料体系をバッサリと転換しました。
今まで積み上げてきた報酬の保証は一切なし。さらに新しい基準として「新人をスカウトして採用しなければ、給料は3分の1にする」と突きつけられたのです。
自分の給料を維持するために、他人の人生を狂わせるような無理な勧誘なんてしたくない。友達も少ない私には、もうこれ以上どうすることもできない――。
そう思った瞬間、心が限界を迎え、仕事に行こうとしても体がどうしても動かなくなってしまいました。会社のために何千万円も奉仕してきたのに、いざ辞めてみれば、支払われた退職金はわずか3万円でした。「このような会社で、これ以上努力を続けるのはおかしい」と、平成31年の1月、私は会社を去りました。
理不尽なルールに、あなたの心まで付き合う必要はない
なぜ、私のこの悔しい過去をあなたに伝えたのか。
それは、今のマッチングアプリや相談所であなたが感じている苦しみと、私が味わった絶望が、全く同じだからです。今の婚活システムも、私がいた企業と同じように、あなたの「優しさ」や「誠実さ」という人間的な価値を無視します。年収、写真、年齢といった「都合のいいデータ」だけで、あなたを使い捨てのようにジャッジしてきます。
冷酷なルールで作られた世界で、真面目に頑張ろうとするから心が擦り切れてしまうんです。
そんな理不尽な場所の評価に、あなたの心まで付き合ってあげる必要は1ミリもありません。
人生は長いです。今、結婚や転職が思うようにいかなくても、それは「タイミングが今ではない」だけ。少し休んで、エネルギーが戻ってきたら、またいつでも進み出せます。あなたの人生は、誰かに評価されるためにあるのではありません。自分の人生のキャンバスには、伸び伸びと未来の絵を自由に描けます。生まれた以上は自分の人生です。明るく楽しく生きて行きましょう!
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
現代の注意すべき難しい社会で一歩を踏み出すことは容易ではありません。自分を大切にして、自分を置くべき環境をよく考えて、愛する自分にふさわしい会社、仕事を選んでほしいと思います。
皆様のお仕事や結婚生活に、心地よい風が吹き抜け、幸せが舞い込みますようお祈りいたします。

コメント