証明された「先見の明」システム開発に込めた自己肯定の思い

仕事・生き方

こんにちは。【心を整える専門ノート】へようこそ。
子育てや仕事に奮闘されている方は、ご自身の心を労る時間を持てているでしょうか。私は、2000年11月、3歳になったばかりの長男を幼稚園に預け、パートとして大手損害保険会社で働き始めました。当時それは「働くママ」としての決断であると同時に「根深い自己肯定感の低さ」を持つ自分自身への挑戦でもありました。結論から言うと、そこで得た成功体験こそが、「私はできる」という確固たる自信の根拠となりました。
この記事では、戦場のような職場で私がどのように能力を開花させ、自己肯定感を得たかをお話します。過去の成功で、今の自分を承認しましょう。

迷いながら飛び込む「エイや!」の力:自己肯定感回復の第一歩

3歳になったばかりの長男がお昼寝をしていた時、大手損保会社の新聞チラシを見つけました。こんなチラシで募集するのかと信じられませんでしたが、すぐに履歴書用の証明写真を撮りに行きました。履歴書には代理店資格があること、営業経験があることを書いて送りました。
後日、会社に20人ほどの女性が会議室で待ち、一人ひとり面接を受けました。

【自分の価値の再発見】私は必要とされているという事実

「代理店資格がある人はあなたしかいない」履歴書を見ながら面接官にそう言われました。
「来週からの勤務でよろしいですか?」と言われ驚きましたが、即返事をしました。3歳の長男には、急に近所の幼稚園に預けました。事情のあるお子さんも預かってくれる太っ腹の園長に助けられました。制服などで10万円くらい飛びましたが「エイや!」と払って仕事に向かいました。

【共感と安心感】切羽詰まるお客様を落ち着かせた「心の安定」能力

そこはまるで戦場でした。鳴りやまない事故報告電話。被害者や加害者からの電話を一生懸命受けました。社員さんたちはヘッドホンマイクでずっと電話中です。私は事故現場からかかってきた切羽詰まるお客さんからの電話を、安心してもらえるように落ち着いて対応しました。車両ナンバーで契約確認して状況を聞き、怪我はないか、図に書いて一時停止はなかったか、警察に届けたか。事故報告書の上から順番に聞いていきました。そして担当になる社員さんに報告し、社員さんから初動の連絡を行う、という流れでした。

【能力の証明】認められた問題解決能力とプロ意識

事故受け報告の頑張りが認められたのか、私は損害調査課でのアシストをすることになりました。
調査報告書と事故写真、見積書をマッチングする作業において、当時はデジカメが新しく、見積書と一緒にメールで受ける”画像伝送”という時短の方法がありました。パソコンがない修理工場には手書きの見積書と被害車両のナンバーを含めた写真を送ってもらい、調査報告書とマッチングして調査員(アジャスター)に渡す。事故日から1週間以内で修理工場に督促電話をかける。という毎日でした。最初は茨城県南の担当範囲でしたが、茨城県全体の担当として督促業務をしました。
返信封筒に押す、「担当:月姫」の私の名前が入ったゴム印が作られました。

【先見の明】私の直感は正しかった

督促により見積書がたくさん届くようになり、処理件数が勤務時間をオーバーしそうなので、何か良い方法はないかと考え、Excelでの検索機能を使い、見積書が届いているか否か、担当アジャスターは誰かがひと目でわかる社内の検索システムを作りました。調査書にはナンバリングして、検索画面には、事故日・契約者・修理工場・担当者・見積書は届いたか未着かを、誰が見てもわかるようにデザインして、パソコンが得意なアジャスターに手伝ってもらいました。その結果、25年前のExcelで写真見積り検索システム「検索くん」が誕生しました。

【成功の証】20年以上続くシステムが示す、揺るぎない価値

処理件数がExcelでは追い付かなくなり、Accessを使う事になりました。パワーアップした新しい「検索くん」が完成しました。2000年にExcelで完成した「検索くん」は、2026年の現在でも稼働しているであろうAccessの「検索くん」になりました。全国の損害調査課において毎月何万件もの処理をしています。ここまで成長した、今では当たり前のようにシステムがあるのは、過去に私が「何か良い方法はないか」と改善提案をした結果、現実に検索システムが生まれ、全国の支店で稼働していることが何よりの成功体験(=自己肯定感)でした。

【心の評価】過去の成功は、今でも私を応援している

「検索くん」により業務の滞りもなく、調査課にはゆっくりと時間が流れている雰囲気で、事故日から1週間以内の早期事故解決により、課長は社内で表彰され、毎朝の私の出欠確認(タイムカード)用の壁際のパソコンの正面に、ずらっと並べて貼っている表彰状や感謝状。「見てほしい」と課長が微笑んでいました。私が退職した何年か後に、スーパーで課長と奥様を見かけました。課長は懐かしい、また切ないお顔をしていました。
私から声をかけることはできずに、少し会釈して帰りました。あの頃のお顔が印象に残っています。

まとめ

私はこの仕事を辞めなければ良かったと思う日もありました。
この言葉は、そこで得た成長と自己実現の経験が私の人生においてとても貴重な経験になりました。
お客様を安心させる能力
誰も気づかなかった問題点を発見する洞察力
問題点を解決するシステムを作り上げる実行力
担当社員たちが必死でお客様対応をしている脇で、スピード感のあるサポートができた事、これらが合わさって、社内の方向性が一つになり、課長は会社から表彰されたと思います。

この経験から、パートだからと遠慮せず、気づいたことは提案してみる価値があると学びまし
あなたも職場で改善点を見つけたら、小さな提案から始めてみませんか?
もし自己肯定感の低さに悩んでいるなら、自分にしかできないこの仕事を、胸を張って自分自身に語りかけてください。働く中で人の役に立っているという自信は、最強の武器となるはずです。

後に生命保険営業で結果を出した記事も、読んでみてください。きっと、何か発見があると思います。
【直感を力に変える転職術】44歳で掴んだ「エース」の座:内気な私が実践した心の「からっぽ」営業

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
会社でご活躍されている皆様、どうぞご自分を信じて、その信念を貫いてください。お身体を大切に、皆様を心から応援しています。

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