毒親育ちでも人生は変えられる。二人の子供が教えてくれた“自立と努力”の物語

心・自己肯定感

こんにちは。【心を整える専門ノート】へようこそ。
毒親のもとで育つと、自信が持てず、臆病になり、 何かを始める時に一歩踏み出すのが怖くなる。
これは、私自身が長い間抱えてきた感覚です。結婚後も、実家の母からパート代を無心され、 父からは執拗な電話が続き、 心が休まることはありませんでした。
それでも私は「自分の家庭だけは守りたい」 その一心で働き続け、子供たちを育ててきました。そして今、二人の子供がそれぞれの人生を自分の力で切り開いています。
娘は筑波大学医学部を卒業し、臨床検査技師として病院の主幹に。 息子は大学中退から年収500万の社会人へ。どん底からでも、努力すれば人生は変えられる。 今日は、その証拠となる二人の子供の“自立と努力”の物語をお話しします。

娘は“静かに努力が積み上がるタイプ”だった

娘は2歳の頃、絵本を暗唱するほど記憶力が良く、 小学校1年生の時には、怖い担任の先生が出した 「わら半紙50枚の宿題」を毎日黙々とこなしていました。中学2年の三者面談では、先生が通知表を見て 「お見事な成績で……」 と言ってくださったのに、私は思わず「あーはっはっは、私の娘にしては出来すぎですね〜」と笑ってしまいました。 本当は「先生のご指導のおかげです」と言えばよかったのに、 嬉しさと照れ隠しで笑ってしまった。 娘はこの場面を今でも覚えているようです。
中学2年で塾に入れると成績が爆発的に伸び、 「こんなに丁寧に教えてくれるなんて塾は最高」 と感動していました。そこから娘は、 土浦一高 → 筑波大学医学部へ。大学では東進でアルバイトをし、 生徒の親御さんがお礼に来るほど信頼され、大学の勉強は、大学に泊まり込んで金曜日に家に帰る、ハードな生活をしていました。卒業見込みの就職活動で、協同病院に応募して1週間で内定。今では臨床検査技師として主幹の立場で後輩をリードし、 検査部長の打診が来るかもしれないほどの実力者になりました。娘の人生は、努力の積み重ねが静かに花開いた結果でした。

娘の結婚相手は“条件”ではなく“人柄”で選んだ

娘の夫は、8歳年上で、優しく物腰の柔らかな人です。フォークリフトを使う仕事で、朝も早くから働き、娘の夜勤の日は長男の面倒を見てくれる、子煩悩な夫です。どんな人と結婚するのと、娘と買い物に出かけた際に聞いたら、給料はいくらなのか聞いていないと言い、娘は夫の収入を一切あてにしていませんでした。自分の人生は自分で支える覚悟があったからです。
そして二人目の子供が生まれた時、夫は育児のために会社を辞めました。 私は驚きましたが、娘は全く動じませんでした。究極の自立とは、相手の人生を尊重しながら、自分の人生を自分で支えること。 娘はそれを体現していました。

息子は“どん底から這い上がったタイプ”だった

息子は22歳で大学を中退し、 塾講師の正社員試験も不合格と、 人生のどん底にいました。私はその時派遣会社で働いていたので、 すぐさま息子の就職先を紹介してもらいました。3交代勤務のキツい仕事です。紹介予定派遣で入社し、 3ヶ月後に正社員になれました。 8年経った今では年収500万ももらっています。そして、ボーナスをもらった息子は、 私を帝国ホテルのバイキングに連れて行ってくれました。”親孝行をするときは、親の生きている時にする”というのが信条で、旅行費用とかも出してくれます。大学に通うことなく、退学になったどん底に居た息子。履歴書の書き方もわからなかった世間知らずな息子でしたが、今は転職しようと、自分のアピールポイントを整理したり、志望動機を書いたり、転職に向けてエージェントと相談しながら、これからの勤め先を探しています。どん底にいた時とだいぶ変わった息子は、メンタルも安定して婚活までしています。
どん底からでも、努力すれば人生は変わる。 息子はその証明です。

二人の子供が教えてくれたこと

娘は静かに努力を積み上げて人生を切り開き、 息子はどん底から努力で人生を立て直した。
二人の姿を見て私は思います。努力は裏切らない。 そして、努力は自己肯定感を育てる。
毒親育ちで自己肯定感が低かった私でも、 努力を積み重ねて家族を守り続けた結果、 今は「幸せの絶頂」と言える人生になりました。二人の子供がいなければ、私は今、ここに居なかったでしょう。幸せも感じられず夫とも別れていたかもしれません。全く自分を肯定できずに、人生を投げ出していたかも知れません。
結婚して出産して、責任をもって目の前の子供を最優先にする。家庭環境を整えることで、子供たちを立派に育てることを目標にしてきました。快適に暮らせる家を建て、必死に働いてお金を貯めながら、夫と共に住宅ローンを払ってきました。仕事も家事も頑張って、子供たちが見ていた私の背中を、今、二人の子供が再現しようとしています。

今の若い人たちへ

家庭環境が悪くても、 学歴にコンプレックスがあっても、 どん底からでも、 人生は変えられます。
努力は必ずあなたの人生を支えてくれます。娘と息子の人生が、その証拠です。どんな親から生まれたとしても、へその緒を切って一人の人間としてこの世に生まれた以上は自分の人生です。あっという間に成人になります。子供たちに「君の夢はなあに?」と聞くことは、未来の自分をイメージする大切な事です。映像が浮かんだらそれは実現します。大きな夢をノートに書きだして、書いたそれらの事柄を、1つ1つ実現してきた有名な日本人メジャーリーガーがいますね。彼は未来を映像で浮かびあがらせ、その道に沿って野球と向き合ってきました。どんな天才でも、1%の運と、99%の努力が必要です。自己肯定感は前提にあり、それをもってどんな活躍をしたいのか、今一度イメージしてみてください。

ここまでお読みいただきましてありがとうございます。
一生懸命働いていた30代から40代では、頭に浮かんだことや理想の自分をすぐに再現しようとしていました。50代ではゴルフを覚えて、ゴルフ仲間と接するうちに、性格や人間性は隠せないと思いました。ゴルフの世界は、お金持ちの余裕ある人達の趣味と思っていましたが、そうではなかった。欲とかの邪念を祓い、自分との戦いの世界でした。そして60代になった今では、家庭の有難さを痛感しています。
娘に二人目の孫が生まれました。ばあばの私は、娘のキャリアを応援するため、度々、孫の面倒をみています。赤ちゃんだったのに、もうこんなに大きくなって、子供の成長は本当に早いです。その孫たちに、ばあばに懐いてもらうように頑張ります。

皆様のご家庭が、明るく輝く未来に続いていますように、お祈りしています。



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