【実話】「失敗の理由はわかってます!」仕事をクビになり給料3円でも落ち込まない夫と、神様がくれたご褒美 完結編

家族・人間関係

こんにちは。【心を整える専門ノートへ】ようこそ。
前回の記事では、実力以上の知ったかぶりで担当企業を大停電させ、最後の給料精算がまさかの「3円」だった我が家の宇宙人夫のお話をしました。たくさんのアクセス、本当にありがとうございます!
今回は、そんな前代未聞のクビ事件を経て、現在の太陽光発電の会社へ奇跡のスピード再就職を果たした夫の「その後の驚くべき進化」と、我が家の現在の着地点をお話しします。

上には上がいた!?夫が職場で吹かせる「先輩風」と私の大ツッコミ

今の職場で現役並みの高いお給料をいただき、一安心した我が家。しかし最近、夫が夕食時に、立て板に水のように新しい同僚の愚痴を言うようになりました。今年、夫の会社に63歳くらいの、さらに上級の資格「電験二種」を持ったシニアの新人が入ってきたそうなのです。
電検二種の資格を持っている人は本当に珍しくて、すぐに採用されたようです。電検二種の資格は社員の中で誰も持っていないので、大きな発電所には入れない状況ですが、夫曰く、「全然役に立たない、『メール見ましたか?』と聞いても『見たと思います』とか言うんだ。はっきりせい!イライラする」とのこと。さらに、その新人が有名企業の出身だと知ると、夫は不満げに「大企業で一体何やってたんだ?」とまで言い放ちました。私は心の中で猛烈に突っ込みました。(ちょっと待って。鏡で自分を見た!?)と。「あなたも定年まで勤めた前の会社で、全く同じように見られていたの、分かってる?」と喉まで出かかりました。大停電をやらかして給料3円でクビになった男が、どの口で言っているのでしょう。役に立たない男の本質は、どこに行ってもそう変わらないと思います。

宇宙人夫が見せた「人の痛みがわかる男」への大進化

しかし、夫の話を詳しく聞いていくうちに、私の胸に少し違う感情が湧いてきました。
その大企業出身の新入社員さん、実は「脳梗塞」を患った過去があり、認知症も始まっていたことが後から判明したのです。東京に奥様を残しての単身赴任のようで、歩き方もびっこを引く半身麻痺のような状態で、真夏なのに車のクーラーもかけず熱中症寸前になっていたそうです。狭い社内で周囲の社員たちが「おかしい」と気づき、センター長が病院へ連れて行ったことで発覚したのですが、夫はその人の危なっかしい様子を、ただ文句を言うだけでなく、本気でハラハラしながら心配していたのです。

かつてプライドが高く、知ったかぶりで周囲に大迷惑をかけた我が家の宇宙人。あの痛烈な「クビ」を経験して己の小ささを知ったからこそ、同じように不器用で、ヤバい状況にある他人の痛みを心配できる「まともな人間」に、夫はいつの間にか進化していたのでした。私は夫に質問しました。『相撲の3場所33勝って、小結になってからカウントするの?』と聞くと、普通だったら知ったかぶりして偉そうに言う夫ですが、その回答は、『うーん、どうなんだろうね?』と明言を避けました。知ったかぶりはしなくなった夫は、せっせとGoogle検索して確認していました。これには感動しましたね。わからないことや知らないことは、”恥ではない”という事が分かったのでしょう。愚かな知ったかぶりはしない夫になりました。

専属ハウスキーパーへのご褒美と、今夜も開店「お家居酒屋」

そんな夫、家では今、最高の「専属ハウスキーパー」としてせっせと働いてくれています。
毎日のお皿洗いや洗濯物畳みはもちろん、指の力が必要で分別もややこしくて本当に大変な「段ボールや資源ごみの紐かけ」を、全部完璧にやってくれるのです。一応、本当に役に立つ人になりました。
そんな夫の頑張りと、あの地獄のようなヤバい職場から生きて帰ってきてくれたことへの感謝を込めて、私からサプライズを用意しました。
10年前に入った、私の保険営業時代に契約してれた個人年金保険が、66歳で受け取り期日を迎えたので、私の懐には入れず、すべて夫の口座へ送金手続きをしてあげたのです。
年間12万円ちょっと、月に直すと約1万円ちょいのお小遣いアップ。私からの愛のプレゼントです。
夫はもう大喜び。増えたお小遣いでお気に入りの焼酎やつまみをせっせと買い込み、我が家は相変わらず、毎晩賑やかな「お家居酒屋」を開店しています。脂っこいものが大好きな夫は、タラの芽の天ぷらとかを買い込んで、つまみだけでお腹いっぱいに食べて焼酎も減りが早くて、お客さん、飲みすぎだよ!と女将の私は目を光らせています。^▽^

いろいろあった私たちの結婚 新婚モラハラ夫が、家事で変われたこと

新婚当時の亭主関白の上にモラハラ、定年後の3円給料事件……色々ありすぎた結婚生活ですが、あの時必死にマイホームを建てて家族を守ってきた私に対して、神様が「これまでよく頑張ったね」と、この『穏やかで楽しい毎日』をご褒美にくれたのだと思います。知ったかぶりで宇宙人みたいな夫だけど、まあ、私や子供たち、孫たちも大切にしてくれて、家事もほとんどやってくれて、一緒に私の料理を食べてくれるなら、これからも一緒に歩いて行こう思います。
夫婦関係が良くなると、息子も安心したかのように、せっせと転職の話を進めて、応募した企業から面接依頼が届くようになりました。自分の部屋でリモート面接をしていますが、自分の志望動機と企業様の求める人材のマッチングが上手くいくように、上手に受け答えをする事や、自分の得意分野の話ができるようになると、合格が近くなるのでは?と思います。

皆さんの旦那様は、定年後にどんな変化がありましたか?
我が家のような大逆転劇、皆さんの周りにもありますでしょうか。ぜひコメント欄で教えてくださいね!

ここまでお読みいただきまして、ありがとうございます。
昔、夫から、『幸せになるかどうかは、ママに掛かっている』なんて言われて責任を被せられました。それならやるよ!覚悟しろ!と感じたことがあります。自分は私の子供なの?と勘違いしているような、母の日には夫は欠かさずカーネーションをくれます。私、あなたのお母さんじゃないんだけどね。といつも思っています。それほど頼りにされているのなら、結婚当初に亭主関白にならなきゃいいじゃない?と思います。不器用な、肝心な時にどうしていいかわからない、私がいつも判断していました。

皆様の結婚生活が、素晴らしい二人の成功の花道になりますように。

一番読まれた記事を読んで見ますか?結婚して私の本当の闘いが始まった記事です。
亭主関白な夫と対峙した新婚生活。義母の涙と早死の訳、地獄を見て来た私の決意

コメント

タイトルとURLをコピーしました